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登り始めてから、およそ一時間 展望台からの景色を眺めた夫は、早々に満足して 2時を過ぎたし、じゃあ戻ろうか、と言うけれど えー。鋸山といえば「地獄のぞき」でしょ、 地獄(?)を見ずに帰るなんてもったいない 地図を見ながら、地獄のぞきのある日本寺を目指していると 石切り場の一角へ出ました。 ワッ、とわざと声あげて反響させてみたり 石切り場周辺は少々迷路のように入り組んでいて のんきに迷っているうちに、時間はどんどん過ぎていく。。 あっちかな、こっちかなと知恵を出し合っていたら どうも一度少し下って、また登らなければならないらしい 時すでに3時半、へろへろになって日本寺へ到着すると 地獄のぞきは2時間待ちですよ。 おう、あなたたち、わんちゃんと歩いて登ってきたの。 ロープウェイも一時間待ちだから、大仏さまお参りしたら 来た道下るのが一番だね 思わず笑いながら案内する、管理所のおじさんに迎えられました。 ががーん。。 帰りはロープウェイに乗ってしまおうか、と話していたのに希望を絶たれ 高所恐怖症なので、もともと地獄のぞきなぞ行きたくなかった夫の疲労は ここでピークに達したもよう、、 もう肉離れしそうだ、と急に足をひきずり始め あのとき展望台から下っていれば 古民家カフェで旨い珈琲を飲んで、夕陽のフェリーに間に合ったのに、と あからさまに不機嫌 りっぱな百尺観音を前に のどかちゃん、どんなときにも癒してくれてありがとう しかし一応、父ちゃんを心配してか 可愛いまろマユが少々垂れ気味 日本一大きい大仏さまの前まで なんとか辿り着きました。 サァ、がんばって下るか!と再び意欲を見せたので、どうしたのかと思ったら 「そこでさっきのカップルに出合ったら、なんだか元気が出た」んだそうで。 ふーん。まぁいいけど。 妻がなんど大丈夫?と心配しても、あんなに不機嫌だったのにね 相変わらず、片足かばって痛そうにはしていたので 下りは母ちゃんが のどかをしっかと連れて歩きました。 登山はやはり午前の早い時間帯から。 午後は遅くとも3時までには下り口へ辿り着くよう計画すべきと反省 自分の体力、連れの体力おもんぱかって 余裕あるうちに帰りの行程辿らないといけません よい勉強になりました。 日の暮れかける山を、今度は大学生らしき5、6人のグループと 前になり後になり、急ぎながらもゆっくり下山 仲間がいてヨカッター。 無事に下山したところで、これまた山の上で声かけあったファミリーと感動の再会 (感動したのはウチだけかしら) こういう楽しさがあるから、また登りたくなっちゃうのかな。 真っ暗になってしまいました。 のどかもどうもありがとう、お疲れさま。 久里浜港に着いて、待望の晩ごはん のどかはお出掛けのあとなら 車内でぐっすり、眠って待てるようになったので 今は季節も良いし、お留守番してもらいます。 「海辺の湯」にはその名のとおり温泉があるのだけれど そこまで待ってもらうのはかわいそうなので、お食事だけ。 疲れた身体はお酢を欲していたらしい からしを付けて食べるのも初めてだったけど くせになりそう、とーっても美味しかった。 特産カジメのお味噌汁もネバネバで美味しくて、元気がでました。 そしてワタシは見逃さなかった、、お食事処を出た夫の足取りが 痛みがあったとは思えないほど軽やかであったことを とても長い一日、充実の日帰り旅でした。 楽しかったね。またみんなで出掛けましょう。 (スマホに記録されたこの日のアクティビティ) 歩数:26,213歩 歩いた距離:17km 登った回数:165階 いよっ!新記録ー
by kokiary3
| 2017-03-26 23:57
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